『日焼け止めのリスク』。
初めて聞いた方も多いかもしれません。
私もそうですし、きっとあなたも、美容のためにバッチリUVカットをしていますよね。
ですが、実は気を付けなければならない点がありました。
後で「知らなかった!」と後悔しないために、必要な情報を調べました。
ビタミンDと紫外線
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けて骨の健康を守る栄養素です。
ビタミンD欠乏症で有名なものは『くる病』。
骨の石灰化が妨げられることで起こる病気です。大人での発症は『骨軟化症』と呼びます。
また、不足によりがんや心疾患のリスクが増加、高血圧や自己免疫疾患・うつ病への罹患率が上昇。
インフルエンザの予防、筋肉の強度を高めるなど、様々な役割を果たします。
特に妊婦さんは、妊婦・胎児両方の健康のために注意をする必要があります。
ビタミンDは食事と日光浴によって生成される
ビタミンDの摂取経路は2つ。
食事で摂る場合と、紫外線を浴びることで生成される分です。
ここでの日光とは特にUV-B波を指します。
ガラスを通りにくいので、日光浴とは窓を開けた状態や外にいることを指します。
必要な日光量が、日焼け止めで足りなくなる?
厚生労働省の文献によると、『5. 5 µg/ 日以上を摂取していれば、日光照射が少ない地域に住む人であっても、 血清副甲状腺ホルモン濃度の上昇をきたすことはないと考えられる。 』(PDFリンク) とあります。
副甲状腺ホルモンとは、血中カルシウム濃度が足りなくなると、骨からカルシウムを奪い、血中カルシウム濃度を一定に保つホルモンです。
平成27年の国民健康・栄養調査(PDF)によると、日本人の平均摂取量は7. 5㎍となっており、必要量を満たしていると言えます。
きのこや魚類に多く含まれる栄養素で、高齢者の方が沢山摂取できています。
若い方は平均的にも高齢者より少ない摂取量であり、個々で見れば必要量を満たしていない人もいるかもしれません。
結論
時々見かける、
『両手・顔を晴天日に露出した場合、12月の正午では那覇で8分、筑波で22分、札幌で76分』
という数字は、どうやら1日の必要量5,5㎍すべてを体内で生成するとした場合の日光浴の時間のようです。‐国立環境研究所
ただ留意すべきなのは、外国では15㎍の摂取、更に多くの摂取が望ましいとする地域もあるということです。
日照時間が少なかったり、肌のタイプによって紫外線からのビタミンD合成量が変わってきます。
北欧など日光の弱い国では、欠乏症が多く、ビタミンDが食品に添加されていたりするようです。
ビタミンDが多く含まれるきのこや魚類は日本人が多く摂取するものなので、食品から摂れる量も違うでしょうけれど、日本での必要量5. 5㎍というのが、日光から得る分があるので少なく設定されている可能性も高そうです。
(とても知りたい部分だったのですが、正確な文献を見つけることができませんでした。)
近年、もっと必要であると見直された地域もあるようで、まだまだ分からない部分も多いのかなと感じます。
口からの摂取では過剰摂取による障害が起こります。
ですが日光による合成では、必要量までの生成でストップします。
また多く生成された時には、20日程体内で保存されているようです。
どうやって美肌と両立するか

ここまで調べて、食事に注意をすればそこまで恐れることではないのかなと思いましたが、ただビタミンDが健康にとって必要なのは明らかであり、日焼け止めによって生成量が減っていることも明らかなので、対策を考えました。(実際には、日焼け止めによって生成量が減っているかどうかの実験で結果はでていないとされるものもありました)
若い女性はダイエットをしていることも多いので、そういった場合にはやはり注意が必要です。
下記に挙げている時間は、5. 5㎍のビタミンDを生成するのに必要な時間です。食事から5. 5㎍摂取できていて、海外で推奨されることの多い15㎍を目指したい場合には、倍量の時間が必要です。
面積に比例するらしいので、短時間で生成したい場合には、肌の多くを露出すると早いです。
夏の場合
夏は昼間なら両腕と顔で3分など、とても短い時間で良いので、手のひらに日焼け止めを塗らずにある程度外出していることで、賄えそうです。
手のひらはメラニン色素が少ないので、日焼けやシミは起こりにくいですね。
春・秋の場合
この季節についての情報が少ないのですが、UV-Bの量は夏の半分ほどなので、両腕と顔で6分とします。
寒かったりすると腕は覆うでしょうから、手と顔で18分くらいでしょうか・・。
この時期は食事に気を付け、サプリメントで多少補うことにします。
日焼け止めは塗りたいので塗りますが手のひらは避け、気候の良い日には部屋の窓を全開にして(ビキニなど着て)背中に日光を浴びることにします。
(住居の階層など、場所によっては防犯上注意が必要です)
冬の場合
問題は冬です。
昼間に手と顔で、那覇では7分、つくばでは22分、札幌では76分となっています。
結構長い時間が必要です。
ちなみに、冬でもUV-A波は真夏の2分の1~3分の1は降り注いでいます。
UV-Bは5分の1程度なのですけれども。
この時期は、食事とサプリで多めに摂取できるように気を付けます。
寒くて窓は開けられないので、時々行っている銭湯やスパの露天風呂で、背中に浴びることにします。(裸でも寒くない!)
まとめ
最近骨の調子が悪いような気がして、そういえば・・と不安になって色々調べました。
情報が様々あり、結論を出すのが難しい感じでした。
きちんと食事を摂っていれば大丈夫そう・・?と安心もあり、自然に抗ったことをしているのだから、良くない部分もあるだろうと思ったりも。
手足を日光に当てるにしても、せめてUV-Aだけはカットできる日焼け止めはないものかと探してみたり、Twitterで呼びかけてみたりもしましたが、あまり興味を持たれる分野ではないのか、情報は見つからず。残念。
太陽はお天道様とも呼ばれ、自然の恵み。
排除し続けるのも何だか違うのかなと反省しました。
今後はもう少し上手く折り合いを付けて、恵みも頂きたいと思います。
追記:ビタミンDの生成ができる日焼け止め『ソーラーD エブリディ』が日本でも購入できるようになりました!
ありがたや!!
やはり今年は免疫の面からビタミンDについて気にする人が多かったのでしょうか、雑誌で取り上げられていたので発見できました。(たしか美STだったかな)
紫外線から肌を守りながらビタミンDが生成できる 画期的なサンプロテクション 「ソーラーD」日本初上陸
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紫外線B派の中でも
ビタミンD生成可能な約290〜310 nmの波長だけを通過させ、有害な約315〜380 nmの波長を効果的にフィルタリングするそう。
太陽光を浴びるのは体のどこでも良いので、私は手の甲や夏の素足などで試してみたいと思います。
いきなり顔で試すのは多少不安なのと、上からファンデーションを塗ってしまったらあまり意味が無いですしね。
2月に記事を書いた時にはこういった商品情報は探しても探しても見つからなかったので、美容業界もどんどん進歩していてとても嬉しいです♪(*´ω`*)

購入しました♪
かなり大きいので、余裕でひと夏は持ちそう。
原料臭のような香りがします。こちらは好き嫌いが分かれそうです。首元に塗ると気になる時がありますが、手足に塗れば分からない程度。

伸びがよく馴染みも良いです。白くもなりません。
保湿力も高くて非常に便利でした!
今後はこちらも使っていきたいと思います☆
【免責事項】この記事は健康に関する記事ですが、筆者が特に詳しい分野という訳ではありません。間違っている可能性もあり、その場合にはご一報頂きたいのと、ご自身でも調べてからの決断をお願い致します。 美容に興味がある方にはぜひ知っておいて頂きたい情報だったので書きましたが、もっと詳しくお知りになりたい方は、病院などの専門サイトをご覧になることもお勧めします。
