毛穴の黒ずみ、小鼻の汚れ、涙状のたるみ毛穴・・・
30半ばにもなると、やはり通過してきた道でございます(笑)。
黒ずみや角栓、毛穴ケアの方法ってネットにも雑誌にも溢れていますが、『それだけはやっちゃダメ!!』という方法もありまして。
気になるようになった後、改善に向かった経験測も踏まえて、できるだけ理論的に考察していきますね。
毛穴は誰にだってある【問題なのは目立つこと】
つやすべ肌に見えるあの人にも、毛穴はちゃんとあります。
じゃあ一体この違いは何なの?!と突っかかりたくもなりますよね。
毛穴が目立ってしまうポイントは大きく分けると3つ。
- 詰まった角栓が目立っている(更に汚れや酸化で黒ずんでいる)
- たるみによって毛穴が涙状に広がってしまう
- 肌がしぼんでいる(ふっくらしていると毛穴は目立たない)
角栓が原因のものと、肌の状態が影響しているものがありそうです。
角栓の役割と正体
悪者なイメージの強い『角栓』ですが、実は外部の最近やホコリの侵入を防いで肌を守ったり、皮脂膜はバリア機能を果たす上で重要な役割を持っています。
健康な肌であれば、ターンオーバーとともに角栓もまた自然とはがれ落ちていくものです。
ターンオーバーは重要な用語なので、このサイトでも一番初めに解説しています。
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肌のターンオーバーとは。意味や仕組みを理解してスキンケアを整えよう
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角栓の7割は角質です
角栓は、皮脂と角質が混ざり合ったものですが、皮脂が3割、残りは角質であると言われています。つまり、脂質というよりはタンパク質が主な構成ということですね。
毛穴に角栓ができる(正常)
↓↓
ターンオーバーが正常に行われず、はがれ落ちない。
どんどん溜まって固くなったり黒ずんでくる(異常)
↓↓
固くなった角栓が毛穴を広げる(異常)
↓↓
ターンオーバーが正常に戻らない
もしくは間違ったケアでダメージを与え続けており改善しない
こんな悪循環が起こります。
この中で、異常項目を改善していくことが重要になってきます。
とは言え、この割合についてはかなり個人差があり、脂質寄りの角栓であればクレンジングや洗顔方法を見直すだけで、効果がある可能性もあります。
タンパク質寄りであればやはり刺激を抑えて、炎症を抑え、肌が固くならないように気を付けること。
ターンオーバーを正常にしていくことが大切なのかなと思います。
サイクルを正常に戻して角栓・毛穴対策する
これらを踏まえると、ターンオーバーを正常にすることが第一であり、酸化や汚れを取り除くためのケアで黒ずみを予防することができそうです。
毛穴のケア対策で紹介されている項目の中には、短期的・一時的に良くなったように見えるものが半分くらいを占めています。
この中には、長期的に見ると肌にダメージを与え逆効果であるものも含まれており、注意が必要です。
ターンオーバーが乱れるケアを行わない
毛穴ケアとして紹介されるもの中には、角栓を取るための方法が多くあります。
ですが肌に刺激を与える行為は、角質を厚くし固くし、ターンオーバーが乱れ、最終的には角栓の原因になります。
『過剰な刺激を与えない』ことはターンオーバーを適正にするための必須項目です。
鼻周りに角栓が詰まりやすいのは、皮脂量が多いこともありますが、鼻をかんだり、手で触ってしまいやすかったりする位置なのもありそうです。
対策としてできることを、細かく検討していきましょう。
UVカットと生活習慣の改善
ターンオーバーを乱さないためにできることです。
毛穴もやはり基本が大事なのは同じなのですね。
柔らかい泡で洗う
刺激を与えないように気を付けましょう。
直接シャワーを当てたりなんかも避けます。
スキンケアやメイクもシンプルにする
刺激という点で言えば、スキンケアやメイクも大いに含まれる項目です。
付けるとき、塗るときに必ず触りますよね。
ですからこれらも2ステップなど出来るだけシンプルにすることで、少しでも肌負担を減らしていきましょう。
スキンケアはコットンでも手でも、こすらずに抑えるように丁寧におこないます。
毛穴が気になるとコンシーラーやメイク品もあれこれ増えがちですが、お休みの日などは出来る限り触らないこと。
ちょっとしたことですが、続けることが大事です。
刺激を与えないためのその他項目あれこれ
気を付けていないとやってしまいがちなアレコレです。
マイナーな情報もありますが、個人的に割と重要だと思う項目も載せています。
- 洗いすぎない
- 手で触らない(ほおづえダメ!意識せず顔に手が行くのも直す)
- タオルでごしごし拭かずに抑えるだけ(ごわごわしたタオルは変える)
- 手のひらをすべすべにしておく
- コットンを使う場合には特に注意
- ストレスが刺激を引き起こし肌荒れに繋がる
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美肌になるには | スキンケアのやり方とコツ7選
保湿をする
保湿の機能自体は人体に備わっているものですが、ターンオーバーが乱れているところから正常な保湿機能を自力で行うのはなかなか難しいかもしれません。
スキンケアで補いましょう。
乾燥状態はターンオーバーを乱します。
細胞がきちんとはたらいてくれるように、自分に合った保湿アイテムを探しましょう。
加湿器を導入するのもおススメです。
美肌のためにおすすめする、乾燥肌対策アイテムの選び方【ヒント:加湿器】
汚れと酸化対策をする
ここまで出来たら、次は黒ずみ対策です。
黒ずみの原因は汚れや酸化です。
刺激や乾燥にも注意しなければならず、というかそちらの方が毛穴ケアには重要なので、兼ね合いが難しいところです。
が、できる中で最善を選びたい。
クレンジングの選び方と使い方
黒ずみ対策として、汚れの落とし残しは阻止したいところ。
肌に優しいからと弱めの洗浄力のクレンジングを使っている方も多いかもしれません。
それはとても良いことなのですが、メイクをきちんと落とせているかもう一度確認してみてください。
崩れにくいメイクをしている場合、恐らくオイル系クレンジングが必要です。
オイル系の中でも、油脂系・エステル系は比較的マイルドに洗いあがるので、ミネラル系オイルしか使ったことのない方は試してみてください。
「乳化」をきちんと行うことも、落とし残しを防ぐ上で大事だったりします。この工程が必要ないクレンジング剤もあることと思いますが、やって間違いはないので一応やっておきましょう。
クレンジング時の乳化のやり方
① 乾いた手と顔でクレンジング剤を馴染ませる
②『少量の』ぬるま湯で手を濡らし、その濡らした手を顔へ乗せ、クレンジングに馴染ませる
③ 白くなったりフワッと軽くなったら洗い流しましょう
いきなり大量の水を掛けずに、まず馴染ませるところがポイントです。
刺激も可能な限り避けたいので、滑りの良くなる程度の量をきちんと使用することも大切です。
汚れが落とせて刺激も少なく、肌に合う丁度良いアイテムを地道に探していくことも必要です。
時間を掛けてクレンジングすることも避けましょう。
きちんと馴染ませて、乳化させ、流すところまで1分以内で十分です。
毛穴パックやピーリング、酵素洗顔、スクラブはどうなの?
毛穴を気にされる方なら必ず手を出すアイテムがこちらですよね。
結論から言うと、剥がすタイプの毛穴パックはやめておいた方が無難です。
肌を傷付けることはターンオーバーを乱し悪循環になります。一時的にはキレイになったかのように見えるかもしれませんが、長期的に見て良いことがありません。
それでは他のアイテムはどうでしょうか?
実は個人的にまずおススメしたいのは、一度これら全てのケアをやめてみることです。
勇気がいるかもしれませんが、触りまくっている状態で毛穴の目立ちは改善しません。
生活習慣の改善や刺激を与えないケアをしつつ、本当にターンオーバーが遅れているかどうか確認してください。
遅れているならば、ピーリングや酵素洗顔などのアイテムが役に立つ可能性があります。
ターンオーバーについて理解して、ターンオーバーが遅れているかどうか確認する
⇒肌のターンオーバーとは。意味や仕組みを理解してスキンケアを整えよう
毛穴ケアアイテムを試してみるときは、アレコレ使わず1つ2つに絞りましょう。
合うものは人それぞれ違うため、これまでで使用翌日の肌が一番安定していたものに絞ると良いかと思います。
毛穴ケアアイテムを使用する頻度ですが、このようなサイトを見ている方ならほとんどの方が本当に少しで良いことと思います。何故なら普段ケアをしすぎて、ターンオーバーが早まっている方が多いと思われるからです。
酵素洗顔は角栓の成分でもあるタンパク質を分解する効果のある洗顔料で、筆者も月に1回程度使っています。
角質ケアとしてはこれだけです。
角栓だけでなく肌自体もタンパク質で構成されているので、使いすぎは良くないですし、アレルギーリスクも考えるとあまり使いすぎたくないと考えています。
細かすぎると思われる刺激対策も、ぜひ頑張ってみて欲しいです。
酸化対策でできること
紫外線は酸化の大きな原因です。UV対策はやはり大切なのです。
またストレスを溜めないことや、彩りの良い食事で抗酸化物質を補うことも、他の肌悩み解決法と同様に大切です。
時間の経過とともに油分は酸化してきますから、皮脂やメイクも長い時間放置しすぎないことが大事。
とは言え皮脂には天然の保湿成分としての役割もありますから、兼ね合いはとても難しいところ。最大でも1日1~3回の洗顔までと考えましょう。乾燥も毛穴には大敵です。
たるみ毛穴対策としてできること
しずくや涙のような形の「たるみ毛穴」。
たるみ毛穴の原因は、肌のハリや弾力が失われて、本来丸い形をしている毛穴が楕円になって目立ってしまうことです。
これらの対策としてできることは、
- 肌のハリや弾力を失わせないように、コラーゲンやエラスチンを守る
- むくみが脂肪になり、重さをもつと重力に逆らいにくくなるので、むくませない
- 筋肉が弱るとたるみやすくなるので、筋力を保つ工夫をする
などがあります。決して直接触ることが改善に繋がらないことが分かると思います。また
- 乾燥によってシワっぽい肌になり、毛穴が繋がったように見えてくるので、乾燥させない
ことも大切です。
間違ったケアで潤いを奪いすぎないよう気を付ける必要があることが分かりますね。
シワとたるみの対策は共通点が多いです。
詳しくまとめたページがありますのでご覧くださいね。
まとめ
一通り見ていただくと気付くかもしれませんが、一般的に毛穴ケアとして紹介されている項目を、この記事ではほぼ紹介していません。
オイルを馴染ませることは脂質タイプの角栓以外にはあまり効果的でない可能性もありますし、逆に乾燥や油分過多へ傾く可能性もあります。
綿棒でぐりぐりしたりパックで取ったりなども一時的には良くなったように見えるかもしれませんが、長期的に良いものとは言いづらい。
紹介したケア方法は他の肌悩み改善方法とも共通点の多い、いわゆる「基本のケア」。
でも本当に大事なのは基本です。
基本を見直し、刺激を抑えつつ改善していくかどうか様子を見てください。
結果を急がず、長い目で見ましょう。
ケア方法を変更しすぎると、「あ、これは良かったかも」に気付くことができなくなってしまいます。
美肌になるコツは、小さな習慣の積み重ねなのです。

