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メイク

イエベ・ブルべとは?【診断方法とパーソナルカラーとの違い】

2月 4, 2020

イエベ・ブルべとは?【診断方法とパーソナルカラーとの違い】

メイク雑誌やコスメカウンターでよく聞くブルべ・イエベって何だろう?

これらは、ブルーベース・イエローベースの略語で、簡単に言うと顔が血色よく明るく見える、似合う色選びの法則のようなものです。
ですが、違った認識がひとり歩きしていて迷子になっている方も見かける、なかなか難しい項目でもあります。

今回は、色彩検定2級を持つ筆者が、パーソナルカラーとの違いやメイクへの生かし方、逆ベースのコスメを買ってしまった時はもう使えないのか?
などなど、色選びが楽しくなるような法則のお話をしていこうと思います♪

【イエベ・ブルべとパーソナルカラー】そもそも似合う色とは何なのか?

パーソナルカラーとイエベ・ブルべ

左2つ(Spring,Autumn)の色がイエベ、右2つ(Summer,Winter)の色がブルべです。

イエローベース・ブルーベース

イエベ・ブルべとは、主にコスメ関連で使用する言葉です。
黄色味のある色をイエベ。青みがかった色をブルべと言っている人が多いです。

上のイラストはパーソナルカラーの分類ですが、イエベとブルべで分けるなら左右の2つずつに分けます。

最初に述べた”迷子になってしまう人”が存在するのは、

  • 『イエベ・ブルべ』を単に色のみで分類する人
  • パーソナルカラーの原理にもとづいて、『その人の顔色がキレイに見える色味』の概念も含めている人

の両方が存在しているということが大きな原因です。
もう一度、最初のイラストを見てみましょう。

パーソナルカラー

このイラストでは、それぞれの色味は統一されて黄みよりの肌色に黄みよりの服を・青みの肌には青みの服をコーディネートしていますね。上下の違いは明るさや色の濁りに関するものです。
ここでは服ですが、メイクでも同じです。

ここまでの認識に留まってしまう場合が非常に多く、実際広まっています。
どちらの認識も間違いではないと思いますが、もう一つの概念があるということをこれから解説していきます。

イラストのそれぞれの肌色は美しくキレイに見えますか?洋服ではなく顔がきちんと引き立ちますか??

この概念まで加えているかいないかの違いがあるということです。

トーンが揃うことで調和がとれるので、綺麗な肌色に見えるというケースも多いです。
なのでブルべ・イエベで色味を顔色と揃えることで、問題なく似合う色であった、という方も多いと思います。

【※トーンとは明度と彩度が似ている色を集めてグループ化したものを指し、 それぞれのトーンにはペールトーン、ダークトーンなど関連イメージできる名称が付いています】

ですが色の見え方というはフクザツで、色味を揃えれば顔色が良く見えるとは限らない方もいます。

この2つの概念、実際にはどちらも混在して存在しているので非常にややこしくなっているのですが、定義はともかくここでは「ファンデーションの色(肌色)がイエベやブルべかどうかにかかわらず、顔色が良くキレイに見えるよう引き立てるポイントメイクの色味」とします。
パーソナルカラーの概念では、基本的にはほとんどの場合、色味を揃えることではなく顔色がキレイに見える色味を診断します。

この点を理解していると、実際この法則を利用する時に『似合う・似合わない』の判断を誤ることや、情報に振り回されて迷子になってしまうことが減るかと思います。

パーソナルカラー

ここまで理解できたら、パーソナルカラー診断へ移りましょう。

パーソナルカラー診断は、主に4つの季節の色分類から、似合う色を判別しようとする色彩診断です。
【スプリング・オータム】がイエローベースの色群、
【サマー・ウィンター】がブルーベースの色群です。

ですから逆に言えばイエローベースの方はスプリングかオータム
ブルーベースの方はサマーかウィンターに分類される、ということですね。
ブルベ・イエベより細かい診断方法と考えて頂くと良いと思います。

そして一般的に、診断にはドレープという布を首から下に当てておこないます。
つまり、顔色がキレイに見える色かどうかを判断して診断するということ。顔の色味だけの診断で良ければ、肌色の紙や布を数種類用意して肌に当てれば判断できてしまいますが、そういった方法は取りません。

このことからも、カラー関連の診断は厳密には『肌の色』というよりは『肌の色をキレイに見せてくれる色群が黄みか青みか』という選び方であることを覚えておいてくださいね。

ちなみに日本で一番多いタイプはサマーで5割と言われ、全体の半分を占めています。ウィンターが1割で合わせて6割がブルーベース、
スプリングが1割・オータムが3割で4割がイエローベースと言えそうです。

イエベ・ブルべは色相の概念で、明るさなどは関係がありません。
黄色みのある方向なのか、青色みの方向なのかという色味で分けます。

イエローベース・ブルーベースで勘違いしがちなこと

日本人にはブルーベースに憧れる方が多いのですが、それは恐らく青みが白肌のイメージに結び付きやすいことと、美容雑誌の影響です。
イエローベースでも白肌なこともありますし、色味にはそれぞれのイメージがあるというだけの話なので、ここは混同しないようにしたいところです。

↓↓去年こんな雑誌記事が出て物議を醸しました。
「イエローベース」「ブルーベース」意味をそもそも取り違えた美容雑誌にショックの声が集まる

対立を煽るような書き方をされていますが、どちらの肌色であっても美しく、更に幸せになるためのブルベ・イエベチェックなはず。
女性らしく(見える)、ヘルシー(に見える)というのは色の印象からくるイメージで、本人の性格によるものではありません。(そう期待されるからそうなるというのは心理学的には起こりえます。ピグマリオン効果と言います。)
またブルベさん=肌が白い訳ではありません。

※白いと美しいと思われるのはただの時代の流れや日本独特なものだったりして、馬鹿正直に従わなくても良いとは思っています。

それぞれは個性ですから、それぞれが上手く対策していけると良いなぁと思います。

イエベ・ブルべチェックをしてみよう【パーソナルカラー診断とやっているのは同じこと】

それではご自分のパーソナルカラーチェックをおこなってみましょう。

それぞれの設問に、AとBの選択肢があります。
当てはまる方を選び、合計していってくださいね♪

・手のひらの色はどっち?
A:オレンジまたは黄色っぽい B:ピンクまたは青っぽい

・似合うと思うのはどっち?
A:ゴールド系のアクセサリー B:シルバー系のアクセサリー

・肌悩みで多いのは?
A:くすみやすい       B:血色感が少ない

・顔色がキレイに見えるチークはどっち?
A:コーラル系        B:ピンク系

・日焼けをすると
A:焼けやすく黒くなる    B:赤くなり焼けにくい

・人から似あうと言われる”トップス・コート”の色は?
A:暖色系が多い       B:寒色系が多い

・腕の血管の色はどちらに近い?
A:緑っぽい         B:青っぽい、もしくは赤っぽい

結果発表
Aが多い=イエローベース
Bが多い=ブルーベース
の、可能性が高いです。

パーソナルカラー4シーズン
パーソナルカラー4シーズン

いかがでしたか?
思っていたのと同じ結果が出たでしょうか。
とは言え正確な診断を個人で行うのは非常に難しいです。
質問の中にも肌色について直接的な項目がありますが、これは自身の肌色が黄みか青みかを判断しているというだけで、肌色がキレイに見えるための色味を見ている訳ではありませんので。

ですのできちんと診断したい場合にはプロの手を借りる方が安心。とは言え太陽光の下、他の反射の影響を受けずにドレープ(診断用の布)を当てていき、なおかつ経験値を持っていなければ正確には診断できませんので、プロであればどこでも正確かと言われると難しいところです。

診断する環境が良く、同じ結果が何度か出ると『じゃあそうなのかな~』程度、というくらい難しいです><
意外と、普段「似合うね~!!」と言われたり、自然と手に取っている色が自分のパーソナルカラー群の色だったりします。

筆者は現在オータムの診断を2回、簡易で1回受けていますが、上記のような項目で若いときに自身でチェックした時は、サマーの結果が出ていたのですよね・・。
そして更にサマーの色もそこそこ、というかかなり似合っていました。

これらオータムとサマーは濁色という点では共通ですが、イエローベース・ブルーベースという点では反対です。
合う色の共通点を、もっと細かく診断してくれるサロンもあって、イエローベースもブルーベースも条件が合えば似合う色という結果が出る方もいます。

若いときにはトーンも明るく、似合う色の範囲が広いので、間違えることも多々あります。
でもその時似合ってたなら良いとも思うんですよね。
それくらい難しい項目だと理解いただくと、『タッチアップしたら似合わないような気がしたけどイエベなんだから合うはず』といったパーソナルカラー迷子になりにくいことでしょう。

診断以外の項目が実際似合っていることもあります。逆もありえます。
恐らく昔の私はサマーの中にも似合う色幅が多くあったのでしょう。濁色が似合いやすいパーソナルカラーなのです。

なぜかというと、世の中には無数の色があり、4シーズンで全ての人を分類することなんて出来ないからです。

似合う色、というイメージがどうしても沸かない方にはこちらの外部記事もどうぞ。似合わない色だと顔色がどんよりくすんで見えたり、服ばかりが悪目立ちしている感じが分かると思います。
石原さとみのパーソナルカラーを参考に、なりたい顔を目指そう!‐エントピ

これらは撮影光でのものなので、写真では彼女はサマータイプに見えますが、実際に似合う色かは分かりません。
実際の診断はすっぴんで行いますし、メイクしていたら色々変わってしまいますので。でも、これで『似合う色』のイメージを掴んで頂けるんじゃないでしょうか。

メイクで使ってみよう

イエベかブルべか診断ができたところで、メイクに応用してみましょう。
難しいのは、多少の勉強・あるいは色について見慣れていかないと、そのコスメがイエベかブルべかの判断はできないというところ。

コスメを買う時にBAさんに確認してみても良いのですが、肌感覚では半分くらいの方がイエベ・ブルベの概念を知っており、更に色味をイエベ・ブルベに分別できる方はその5分の1、つまり10人に1人くらいの方のみが判別までできるのかなという感じでした。(正確でないものも含みます。)

アパレルショップではその割合は更に下がり、ほぼ期待できないと思います。
まだまだ全体に浸透してはいないので、自分で判別できた方が確実です。

”パーソナルカラー”で画像検索を掛けると、沢山の色例が見られます。
これを手持ちのコスメや洋服に照らし合わせて、どの色群に当てはまるか確認していくと、見る目が鍛えられます。
春・秋はイエローベース、夏・冬はブルーベースでしたね。

Web上の色味というのはモニターや設定にも依存しており、正確ではありませんから、本当に正確に学びたい時は印刷時に色テストをしている紙の本がおススメです。

美人だけが知っている似合う服の原則

こちらはそれぞれのタイプ別に色表も載っており、細く見える色がタイプによって違うことや、着こなしの実用的な例や組み合わせが学べて面白かったです。
ピンクとブルーの診断用カラーページで、4シーズンの自己診断ができます。
1ページに4シーズンの色がまとまっているページはありませんが、8ページに渡って4シーズン×30カラーずつの色群を載せている章があります。

メイク・ネイル・髪とそれぞれ説明があって、『目指す美肌』項目があります。
パーソナルカラーとは肌をキレイに見せ、服だけが悪目立ちしないものという原理をきちんと活かした本の作り方で、表面的でないのでパーソナルカラー関連はこの1冊で十分かもしれません。

正確に色を学ぶというよりも、コスメや洋服を買うときに色見本代わりに持ち歩きたいなら、電子書籍の方が軽くて良いですね。

こうして見分けができるようになったら、イエローベース・ブルーベースでコスメを揃えていくことで、顔色を引き立てるメイクができるようになります。

逆ベースのコスメはもう使えないの?【垢抜けたいなら、自分の季節だけで揃えない方がいい?!】

トーンを揃えると、顔色がキレイに見えて垢抜けやすくなります。
じゃあ全部自分のパーソナルカラー・ベースカラーで揃えれば間違いないの?
というと、実は案外それだけではなかったりするのが、難しいところ。

逆に言えば、もう捨てるしかないかな・・と思う似合わない色群だって、ちゃんと活かすことができるのです。

どういうことかというと・・

全て同じベースで揃えると、 肌色はキレイに見えます
ただし、 目立たせたい部分を作れません

洋服のトップスが自分のカラーだと、洋服に顔が負けて洋服ばかりが悪目立ちするということは避けられますが、コスメも全て自分のカラーだと、全てが馴染んで印象が薄くなる、ということは起こり得ます。

もし自分のカラーだけを使ってみて、何かが違う・・と思う時は、反対ベースカラーの色を1つだけ、メイクに入れてみてください。
するとそこに少しだけ不協和音が起こり、意識や視線が向きやすくなります。

世の中にあふれているデザインも、調和だけで作られているものは少ないです。
確かに調和のとれた色は美しいのですが、それだけだと流し見で終わってしまうのですね。
色の法則は奥が深いです。
難しいですが、奥が深いからこそ学びがいもありますよね。

まとめ

最初は、ある程度の知識が必要です。
ですがある程度の知識を得たあとは、なんでも好きなように使ってみるしかない!

法則通りになることなんて世の中ほとんどありません。
プロと呼ばれる人は、みんな経験則が大きいものを占めています。
コスメや洋服の色選びも同じ。最初から上手くはいかないかもしれませんが、続けていると、だんだん分かるようになってきます。

闇雲に選ぶのも楽しいものですが、法則を少しだけ知っておくと、失敗の原因も分かります。
あまり色に興味がなくても、少し知識があるだけで失敗が減るなら嬉しいですよね。
そしてもし興味が出てきたら更に深めてみると、楽しくて実用的です。




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